放射線科について

放射線科は,診断部門,治療部門,核医学部門に分かれています。診断部門ではX線撮影(レントゲン撮影)、マンモグラフィー、骨密度検査、CT、MRI、消化管撮影、血管撮影など、治療部門では高エネルギーX線や密閉小線源などを用いて主に腫瘍の治療を行っております。核医学部門はシンチグラフィやSPECT、PETなどの検査を行っております。

放射線科で診る主な病気

放射線科では、病院内の様々な診療科や他の医療施設から依頼、紹介のあった受診者の方に画像検査を行ったり、放射線治療を行ったりしております。また、健診やドックの受診者の方の検査も行っております。そのため扱う疾患は非常に多岐にわたっております。

診療内容と特色

質の高い診療をスピーディーに提供できるよう、多列検出器(320列)CT,高磁場(3T)MRI,バイプレーンフラットパネル血管撮影装置、デジタル乳腺撮影装置、高精度放射線治療装置など最新鋭の機器を整備し、専門医の監督、指導のもと診療を行っております。

診断部門ではX線写真(レントゲン写真)、CT、MRIなどを単に撮影するのみではなく、受診者の方の画像を放射線科診断専門医が精査して報告書を作成することも行われております。また各科の医師によりX線透視下に様々な処置、治療が実施されています。

放射線治療は主に腫瘍に対して行われます。手術とは異なり病変を切らずに治療するため,患者の身体的負担は軽く、美容や機能温存上の利点もあります。治療部門では放射線科治療専門医が患者一人一人の病態に合わせて放射線治療の計画をたてております。