小児科について

小児科は、新生児から思春期まで、日々成長していく子どもたちに起こるさまざまな病気の治療を行う診療科です。感染症や呼吸器、消化器、皮膚疾患などの身体疾患とともに、子どもに生じた心理的な問題などの治療も行っています。また乳幼児健診や学校健診で指摘されたことのご相談にも応じています。どなたでも受診できます。

小児科を受診されるみなさま

はじめに

私たち東京警察病院の小児科では、子どもたちをさまざまな病気や問題から守るために、毎日の診療に取り組んでおります。一人一人をできるだけ丁寧に診察し、心や身体の問題を見逃すことのないように気をつけております。
毎日の一般外来を午前と午後に実施し、救急疾患にも可能な限り対応するように努めております。
病気の予防も大切な問題です。乳幼児健診および予防接種に時間をかけて、保護者の皆様のご相談には個別に応じております。
原因不明の身体症状や子どもの心に関する問題は、はじめから専門外来をとお考えにならず、まず、一般外来でご相談ください。頭痛、腹痛、便秘、夜尿、夜泣き、不眠、立ちくらみ、起床困難、食欲不振、疲れやすさなど様々な問題に対応しています。
またこれからご案内する各専門外来では、各専門分野の外来診療を行い、入院が必要となった場合には必要に応じ大学病院などにもご紹介し、専門機関への相談窓口の役割も担っております。

はじめて受診される方・予約外の方は、円滑な診療実施のため、
あらかじめ問診票をダウンロード・ご記入のうえ、ご持参をお願いいたします。
PDF小児科問診票はこちら

専門外来のご案内:診療内容 【予約制】

心臓外来(循環器外来)
〈第1木午後〉
先天性心疾患、川崎病、不整脈などの心疾患
健診で指摘された心雑音、心電図異常など
そのほか御家族が心配なこと(脈の不整 顔色の悪さなど)
神経外来・神経発達外来
〈第3木午後〉
〈第2、4火曜午前〉
けいれん性疾患 神経・筋疾患
発達障害 学習障害 チック障害
そのほか御家族が心配なこと(発達の遅れ 異常運動など)
腎臓外来
〈第4木午後〉
腎炎 尿路奇形 水腎 夜尿 ネフローゼ症候群
健診で指摘された尿の異常(血尿 蛋白尿)
そのほか御家族が心配なこと(頻尿 尿もれ おねしょなど)
感染免疫アレルギー外来
〈木午前〉
難治感染症 不明熱 膠原病関連疾患
アレルギー性疾患
不登校・摂食障害
〈月曜午後、火曜午後〉
神経性やせ症(拒食症)
不登校、起床困難

医療機関のみなさま

専門外来のご案内

上記の通りです。各専門外来に患者さんをご紹介ください。

入院のご案内

表に示しました疾患の入院治療が可能です。〔乳幼児の入院には御家族の付きそいをお願いしております。〕

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