理学療法


発症後あるいは術後早期から理学療法を開始し、機能および能力の回復、臥床による廃用の予防に努めています。寝返る、起き上がる、座る、立ち上がる、歩くなどの基本的な動作ができるようになることを目標にサポートいたします。
“明るく楽しく元気よく”をモットーに、当院の理念である医療の質の向上と患者さまの満足を目指し、日々努力をしています 。

 

作業療法


病気やけがをした方が、可能な限り入院前のように在宅生活が営めるように、心と身体のリハビリを行っています。具体的には、身体機能・高次脳機能訓練や日常生活動作訓練・指導、必要に応じて在宅環境の調整や福祉用具の提案をしています。対象となる疾患や年齢は幅広いですが、患者様個々の生活状況に対応しながら希望に添えるように努めています。
作業療法では特に患者様が大切にしている「作業」に着目しています。作業とは、日常生活動作(食事やトイレ、更衣や入浴など)や家事、仕事から趣味、対人交流などの「日々の生活行為」を意味します。大切にしている作業は患者様それぞれで異なります。当院の作業療法士は「患者様が大切にしている作業」や「ご家族様が必要性を感じている作業」に対して一人一人聴取しながら、その作業への復帰を目標に個別性のあるリハビリを実施しています。

調理訓練の様子

訓練器具・検査機器など

リハビリ病棟訓練室にて

 

言語療法


病気によってうまく話せない、声が出ないといったコミュニケーションの障害がある方や飲み込めないなどの摂取・嚥下障害の低下がある方を対象に検査や訓練を行っています。
現在言語聴覚士7名、3~13年目の幅広いスタッフが在籍しており、6部屋のST室で個別訓練を実施しています。
急性~回復期・外来訓練等、お家での生活のサポートや復職を目指して訓練を行っています。

言語訓練資料

言語訓練の様子

 

リハビリ病棟

当院のリハビリテーション病棟は9階最上階に位置し、見晴らしのいいゆったりとした環境の中でリハビリテーションを行える都内にも珍しい訓練室一体型病棟です。
急性期治療を終えた患者さまに対し、在宅復帰にむけ集中的な入院リハビリテーションを行います。また他の診療科との連携も円滑で、急性期から一貫した治療を提供できます。
入院の対象は、麻痺などの障害のためリハビリテーションが必要となる患者さまで、 在宅復帰を目指しています。
※当面、他の診療機関からの紹介入院はお受けできません。